4/29 スキャナー 記憶のカケラをよむ男初日舞台挨拶@丸の内TOEI
2016.4.29(金)
9:45 @丸の内TOEI
主役ではないものの第三のキーマンとして紹介されていたやすださんにどうしても会いたく、お友だちのおかげで丸の内に。
やすださんと素敵なキャストさんたちのお話覚え書き。
9:45の回は1階席のみの劇場。
右後方のお席で若干の傾斜があり舞台がよく見えます。
まずは映画の上映。
予告で疾風ロンドの映像が流れ、倉安ちゃん!!!とわくわくするオタク。まさかの共演。疾風ロンドの予告では破門の映像が流れたりする時期になるのでしょうか…関ジャニ∞売れっ子すぎでは??
ラスト15分の衝撃という煽り文句。
小説も我慢し、さしてその衝撃には期待せず観たもので、口をあんぐり開けたままラストを迎えた次第。脚本家の方にこの衝撃をどう伝えたらよいものか。とにかくびっくり。そしてラストのセリフ。ガチコーンときました。
上映が終わると、最寄りの扉前に男性スタッフが立ちました。(まさかここから入場されるのでは…!?)とドキドキ。(気のせいか外で笑い声が聞こえる…やっぱりここから入場!?)と更にドキドキ。
明転し舞台上にアナウンサーの方が。
では登場していただきましょう!と拍手で迎えると、舞台袖から1列で入場されます。
先頭から金子監督、花ちゃん、萬斎さん、やすだくん、ちすんさん。
萬斎さんは濃いブルーというかネイビーの上下でロングジャケット
やすだくんは
濃い目のブラウン上下スーツ
チェックネクタイ(目にしたレポではアーガイルだったようです)
左耳ゴールドのピアスがキラキラして横顔見えるとキラってします
また焼けた?な小麦のお肌
指輪はなし
(ネイルされてたようです)
金髪重め前髪圧倒的勝訴!!!大好き!!!
そして根元が黒いです。
靴は黒?
以下覚え書きなのでニュアンス。
メモとか取ってないので。
順番とかごちゃごちゃ。
主にやすだくん。
造る人のお話を聴けたのがとても嬉しかったなあ。
挨拶
朝早くからお集まりいただきありがとうございます。ちすんさんとも話してたんですけど、上と下の劇場で同じ作品をやってるっていうのはすごいことですし。(もっともっとこの作品をたくさんの人に見ていただきたい、よろしくお願いしますというような)
佐々部の役を演じてみていかがでしたか?
ー僕が衝撃でしたよ。女性らしさというか、どうしたら仕草とか、雰囲気を出せるんやろうなと…最初の方でね、男の人を殺すところがあるんですけど、それも僕がやってるんですね。監督にどうします?って相談しようと思ったら、現場はいってやってみよかー。って言われて。
(答えてるときはアナウンサーの方、監督のお話をしてるときは監督の方を向く。手が動く動く。)
ー(監督)でもね、自分の出てないシーンの時でも来てくれて。あのね、CMも出てたしね。
ーああ!ご存知なんですね!!あのCMを!!
女装はどうでしたか?
ー(花ちゃん)あ、あのー、すごい似合ってました。
[会場、笑いとぱらぱらの拍手]
ー(やすだくん)まばらな拍手ありがとうございます!
ー(花ちゃん)髪も長いし、スカート履いてて、ヒールなのに後ろから見ると男の人だからおもしろかったです…
ー(やすだくん)どうかなーと思ったんですけど、けっこう男でしたね!すね毛は剃りましたよ!!
萬斎さんと共演してどうですか?
ースキャニングするシーンの表情っていうのは、(自転車に手をのせるシーンを再現するも、サドルをなぞるはずが、手がわしゃわしゃしてる)台本読んだときにはどうやってこのシーンを演じるんだろうって思ってたんですよ。監督と相談されたんですか?
ー(萬斎さん)入って、…ね?(女装も)いきなりやったでしょ? (萬斎さんも現場に入ってやってみよう、でのスタートだった模様)
ーまあまあ、(笑)それをね、いとも簡単に、やってるように見せるというのは。だから、簡単なように見えることが難しいんだっていうことを、皆さんはぜひわかってくださいね。
監督から見てやすださんの演技は?
ーすごく真面目に、芝居がしたいという強い姿勢があったので、(一緒にがんばろうと思った、というニュアンスだったと…)
ー(やすだくん)あー、あのー…ありがとうございます。いやー…褒められると人って何も言えなくなるんですね。(がんばりました、というようなニュアンス…)
印象に残ったシーンは?
ええ〜…(マイクもって頭かく)
何だろう〜…(高い細い声、会場から笑い声でる)
もちろん最後のシーンもそうなんですけど、萬斎さんがくるくるまわるんです。萬斎さん…仙谷に警察手帳だしてちょっといいですか?って言うシーンがあって、それをこう避けながら萬斎さんがくるくるまわるんですけど、萬斎さんと初めてお会いしたシーンで、
僕あの日が撮影初日だったんですね。(萬斎さん:みんな初日だったね?って花ちゃんにぽそっと言う)あの日が初めてお会いしたんですけど、台本には書いてないキャラクターをここまで萬斎さんは作られてるんだなあって、すごいなあって感動しましたね。
(花ちゃんが通り過ぎる萬斎さんをくるくる回していて、それが身体に残っていたのでやってみよかなと思われたそうです。回すのがうまいんですよ〜!とおっしゃり、花ちゃんはニコニコ笑っていました。やすだくんは2人の会話を、そうなんや〜とニコニコ見ていました。良い現場なんだろうなっと思いました。)
やすださんは、
ーはいはいはい!?(萬斎さんの方向いてた、話ふられて頭ぶんぶんして天然出してた。非常にかわいい。)
役作りについて?
ーすね毛を剃った以外はないですね!!笑
この役をやるって聞いたときはどう思いましたか?
ー僕はこういう役をやるんだなーって思いました。(会場笑)
本当に、そのー、本に書いてあることが全てだと思うので…心がけたのは、普段僕が猫背なので背筋をまっすぐにして立つことと、重心を左右じゃなくて両方にかけて立つとエリートに見えるんじゃないかなっとは思ってやりました!!
でもね、仙石に近づくわけですけど、前半捜査している時は佐々部は悪いことをしているつもりはなくて、正義感から動いていると思うので、エリカのことは考えないようにしてましたね。(佐々部の持つ2つの側面を分けて演じていた、ということをおっしゃってました)
現場に入って、いろいろ学ばせていただいて、まだまだだなあと思いましたし、勉強になりました。
○男性を殺しにかかるシーン、アクションはやすだくんで声はちすんさん。声だと男ってわかってしまうので、とやすだくん。
○ちすんさんは、犯人なのかそうでないのか惑わそうと思って演じてらっしゃったと。でも怪しすぎて絶対違うと思った、というお客さんの意見を見て、やりすぎたかなあと思われたそう。
(そこに、やすだくん:でもあのー、犯人がわかってからとその前と、ちすんさんの表情が違うと思ったんですよ〜と。やはり自分の出てないところもしっかり見てる!)
○ちすんさんとギターのお話をされていたそう。萬斎さんも弾けるとのことで、(萬斎さん:最近のギターは?それ知らな〜い!)というような会話があったと。趣味のお話もされてたんですね!あっ、やすださんはお仕事ですけど。ってアナウンサーの方がおっしゃっていて、やすだくんがギタリストだと認知されてることが個人的にとても嬉しかったです。
○萬斎さん、宮迫さん、花ちゃんのトリオについて。花ちゃんは本読みの時に2人に任せておけば大丈夫だな、と思ったそう。萬斎さんがおじさん2人とね、JKが!!と、JKと言うのを気に入ったようで何度も声高に話していたら、(やすだくん:JKて!!女子高生て言うてくださいよ!!)と地声でツッコミ。
上映後で、かつカメラも入ってないので、ネタバレ気にせずいろいろ裏側をお話してくれました。やすだくんにお話がふられることも多くて、でもやすだくんは他の方にマイクを、とかツッコミ入れて盛り上げよう、とかいつもどおりの気遣いやさんでした。
キャストのことは萬斎"さん"って呼ぶけれど役名は"仙石"って呼ぶところ
喋り終わるとすぐマイクを次の人に渡すところ
いいですいいです、って地声で話そうとするところ
背のびぴょこぴょこしたり、手を前で組んだり後ろで組んだりベルトいじったりしてるところ
お話する方の人をよく見てツッコミ入れてるところ
だから横顔をよく見たなあって思い返されるところ
横顔にピアスがキラキラ光ってやすだくんがきらめきの鱗粉をまいてるのかなって錯覚するところ
時々ちすんさんや萬斎さんとこしょこしょっと話して笑いあってるところ
好きなやすだくんがたくさんたくさんいました。あとやはり、何かを創っている人のお話を聴けることほどぞくぞくすることはないです。素敵な時間でした!ありがとうございます!
以上!
好きになってからというもの、長い黒髪期間から一瞬のメッシュ→突然の黒→赤→赤みの残った黒→刹那のメッシュを経て、念願の金髪前髪ありのやすだくんに会えてとっても嬉しかったです。恐悦至極とはこのこと。お辞儀すると見える黒い髪から、やすだくんが毎日の時間を積み重ねていることを知ってやすだくん好き…!ってなるタイプのオタクです。幸せでした。